結婚式写真ブログ

大神神社

2017年02月22日
大神神社の結婚式


大神神社で和装での神前結婚式のレポートです。


奈良はとても歴史が古く、日本の国の始まりでもあるため日本最古と呼ばれる習慣や文化、建築物が沢山あります。それは、日本で一番古いお寺や日本最古の厄除霊場、日本最古の木造建築や日本最初の市場、マーケットですね。そんな感じで日本最古を挙げだすとキリがありません・・・



その中で日本最古の神社とされているのが、神話や日本書紀などにも出てくる奈良県桜井市三輪の地にある大神神社(おおみわじんじゃ)三輪明神です。昔から奈良に住んでいる私たちは親しみを込めて、三輪さん、と呼んでいます。



その大神神社がある桜井市は奈良盆地の南に位置的しています。桜井市の南には日本の国の始まり、明日香村があります。大神神社の拝殿の向こう側には三輪山と呼ばれる小さな山があります。実は大神神社には神様を祀る本殿はなく、その三輪山の山そのものを神様として祀っているので、自然崇拝、自然に感謝、その流れで日々の習慣や生活に感謝する、そんな気持ちで参拝に来られる方が多いようです。

 





実は御神体、神様として崇められている三輪山は徒歩で山頂まで登る事が出来ます。でも、それは登山やハイキングと言ったような行為とは大きく違います。登山口に入ると写真撮影やビデオ撮影は禁止です。そして三輪山の山頂からは天香久山、畝傍山、耳成山の大和三山がよく見えます。そんな大和朝廷の時代から存在し、日本の国の歴史が現代まで続いている大神神社で、ふたりは結婚式を挙げました。





先ほども書いたように神社の背後にある三輪山を御神体として祀っているので、境内には拝殿と祈祷殿、儀式殿となります。よくある神社の結婚式では本殿の前にある拝殿で結婚式が行われる事が多いです。
大神神社へ参拝に来られた方々はされた方は三輪山に向かって参拝します。結婚式の場合も三輪山の神様に見届けていただけるように祈祷殿の北側に建てられている儀式殿で結婚式行われます。



大神神社での結婚式では奈良在住の人も多いですが、実は日本全国から結婚式のため大神神社に来られる人が沢山いてるんですよ。キキフォトワークスが関わらせていただいた大神神社で結婚式を挙げた方達も、遠方からの方が全体の半分くらいあります。関西であれば奈良のすぐ隣の大阪や神戸、京都や和歌山、滋賀や三重の人もわざわざ大神神社まで来られて結婚式をされています。でも、そんな奈良県近隣だけではないんですね。キキフォトワークスのお客様の中だけでも東京、栃木、岡山、宮崎、石川、横浜、仙台、福島と、遠方から一泊二日や二泊三日かけて奈良まで来られました。

 



そしてみなさんは、実は奈良とは縁もゆかりも無い、新郎新婦以外の参列者やお父さん、お母さんも初めて奈良に来たって人達が大半でした。元々の出身が奈良県でもなくお爺ちゃんやお婆ちゃんなどのご実家が奈良県にあるわけでもありません。また、奈良の大学通ったわけでもないし友達が奈良に住んでいるわけでもない。親戚も知人も奈良には誰一人いない。でも、みなさんは何らかの魅力を感じて遠くの奈良まで、大神神社へ親族一同で結婚式のために来られるパターンが少なくありません。



もちろん奈良には他にも全国的に有名な神社が沢山あります。その中から中から色んな理由、動機があって大神神社での結婚式を選ばれています。神社仏閣が好きなので日本最古の大神神社で結婚式をするのが昔からの夢だったとか、大学で学んだ万葉集に出てきた大神神社で結婚式をするのが憧れだったとか。そして、大神神社はお酒の神様としても日本中の蔵元、お酒好きの人たちに知られているので日本酒愛好家や蔵元、日本酒造りに携わる人達も大神神社に参拝に来られています。どこかでみられた人もあると思いますが、日本酒の造り酒屋の軒先に吊るしてある杉の葉(穂先)を集めて丸いボール状にした杉玉(酒林とも言います)は、この大神神社から送られているんですよ。



そして、今回のブログの主人公である新郎さんも新婦さんも、三重県からの二人でした。三重県は奈良県の隣なんですが奈良と三重県は近畿の屋根と言われている大台大峰山脈に遮られていてます。なので直線距離は短いのですが山道を通ってくると片道車で4時間くらいかかるので日帰りは難しいです。そのため、結婚式当日は三重県から沢山の方が前日からやって来られ、まるで修学旅行気分、とっても賑やかなまるでお祭りのような結婚式でした。




大神神社での結婚式の後、披露宴は桜井市の隣り、天理市にあるイタリアンレストランで行われます。披露宴では和装からドレスに着替えての入場になるので、和装の写真が撮れるのは大神神社に居る間だけです。そして新婦さんが希望された衣装の内容は、白無垢の角隠しで結婚式を挙げるので、その姿と白無垢以外に色打掛で髪型は洋髪にして写真を一杯撮りたいとの希望でした。でも、そうなると、挙式後の披露宴があるので時間があまり無いです。白無垢と色打掛の両方を撮る時間が短くなって少ししか写真に残せません。そのため、二人での写真は結婚式前に白無垢も色打掛も全て撮影を二時間以上の時間をかけて先に済ませてしまう事になりました。




こんな感じで最近は結婚式の前に二人のスナップ撮影を撮るパターンがとても多くなりました。そのために、ヘアメイク、着付けのお支度開始時間を通常よりも2時間以上早くに始めます。お支度が出来上がったら洋髪ヘアースタイルで色打掛けでの撮影から開始します。お支度場所は大神神社すぐ近くの旅館を借りて行っています。この旅館は大正時代に建てられた古い木造建築を今も使われています。部屋の中も庭も風情があるので、まずはここから色打掛けでの撮影を開始しました。

 




旅館で色打掛けの撮影が終わったら、次は大神神社まで移動し神社の境内で色打掛の撮影を行います。そして色打掛け洋髪ヘアスタイルから次は白無垢角隠しにヘアチェンジ、衣装チェンジして式直前まで二人でのスナップ撮影を行います。こんな風にして色打掛けと白無垢での撮影を2時間、思い残すこよなく撮影する事ができます。結婚式当日は時間が無いのでと撮影時間をカットされるブライダル業者が多いですが、思い入れのある大神神社に来られたのに記録的な写真と集合写真、ポーズ写真だけ撮って終わってしまうのは、とても勿体無いと思います。なのでキキフォトワークスではお二人が希望されたのならできるだけ多くの時間を使って沢山の写真を残せるようにしています。1日1件のみなので自由度が高くなります。そんなスタイルで撮影していると神社境内の色んな所に行っての撮影となって、それがとても好評です。
 



へー!
こんな場所があったのですね!

 

何回も大神神社に来てる人でも気づかなかったような場所でも撮影しているので、ちょっとした観光気分でとても楽しんでもらえています。




そんな挙式前のロケーション撮影が終われば、いよいよ儀式殿での結婚式となります。

 

ここから先はカメラマンができることは、ほぼなくなります。

 

カメラマンにできることは、基本的には目の前で起こる事を記録する撮影になるのですが・・・

 

でも意味を分かってしてるのと、意味もわからず言われたまましてるのとでは、撮った写真が全然違います。

 

特に神前式の場合、神主さん、神職の方から儀式や新道について詳しい意味や意義を聞く事は、まずないです。

 

そういった話をしだすと何時間あっても足らなくなりますから(^_^;)

 

なので、あくまでも神様に対して失礼がないように、最低限の所作とマナーの説明は受けます。










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