和傘?番傘?違いは?
和装でのロケフォト撮影用の中では必須の小物アイテムとしてよく登場する和傘について説明したいと思います。と言うのは、和傘と番傘、実は全然違う物ですが、キキフォトワークスでは両方を使い分けています。まずは和傘について説明します。
雨では使えない和傘
和傘と言えば読んで字のごとく、洋傘に対しての和風の傘、日本の伝統的な傘です。木の骨組みに紙を貼り付けた傘です。そして番傘はその紙に油を塗って水を弾くようにして雨の日でも使える実用的な傘です。で、和装の前撮りの時によく使われるのは番傘ではありません。和傘なんですが油を塗っていないので雨の中では使えません。
前撮りに便利な和傘
元々は日本舞踊などの踊りの時に使う小物で、そのために油を塗らず取り回しがやりやすいように軽量化しています。広げた時のサイズも七五三の子供でも使えるような小さなものから大人のウエディングでも使える大きなものまであります。キキフォトワークスでも雨の日は番傘を使いますが雨の心配がない時には、こちらの和傘を使います。
和傘は種類も豊富
番傘と違って色も豊富にあって、華やかな柄の入ったものもあります。その中で、キキフォトワークスでは一番飽きがこなくシンプルで上品な白、赤、青の3つを使い分けています。また、全体の中で番傘を使うのは、ここぞといった時に絞っています。撮った写真のほとんどが番傘を持って立っているだけでは写真集にした時、番傘が主役のようになってしまいますので。