神社での式のリハーサルや
詳細な打ち合わせは、
ほとんどの神社で行われていません。
神社に式の予約を済ませると、そのあとは「当日に準備を整えて時間までに控え室に来てください」というの案内だけの神社がほとんどです。
キキフォトワークスが知っている限り、日本では岐阜護国神社のみ、式とは別の日にリハーサルや詳しい説明をされています。
でも、それも神職の方がされるのではなく、別の職務についておられる方がされています。そして、そのリハーサルは2時間から3時間かかります。それくらい神前式について説明しだすと奥が深いという事です。
式の詳しい打ち合わせや式のリハーサルはありません。その理由を書き出すと、より深い話になってしまい、それこそ1冊の本がかけるくらいになってしまいますが・・・
すごく簡単に言えば、それは神職の務めではない、結婚式は神社が主体となって司る神事だという事です。
リハーサルがなくても神職の方からの指示通りに動いていれば問題なく式を挙げる事はできます。
覚えないといけない事も何もありません。全ての流れは指示通りに行えば問題ありません。
でも、意味も知らずにやらないといけないからやった式と、それぞれの意味や意義を知った上で挙げた式とでは、あとで見たら写真から伝わる雰囲気が全然違います。そして、それは写真だけでなく式中の雰囲気、空気感までも違って来ます。
結婚式の雰囲気が変わります。
何のためにやっているのかわからず、言われたままやっていると、それが参列者の方にも伝わるんだと思います。
そのため、大切な儀式の最中にもかかわらず式に集中することができずスマホを触ってメールしたり、先ほど撮った写真をチェックしたりといった姿がよく見受けられます。
でも、式をあげる二人が意味を知った上で正しい所作をすれば、それだけで皆さんに 伝わり式の雰囲気が大きく変わります。
そのため、キキフォトワークスとの打ち合わせにおいては、1時間半ほどの時間をかけて、事前に知っておいてもらいたい以下のことを詳しく説明させていただいています。
①式中の姿勢
②式中の目線
③三献の儀(三々九度)の意義、意味
④指輪交換について
⑤誓いの言葉について
⑥玉串奉天について
⑦参拝について
⑧親族固めの杯について
儀式の意味はご存じですか?
例えば、③の三献の儀(三々九度)の意義、意味については、盃の正しい持ち方や姿勢、目線や動作、所作だけでなく、なぜ日本酒なのか。飲めない人はどうすればいいのか。飲み残してもいいのだろうか。
3つの盃、大中小のそれぞれの意味は何か。そういったことまで説明しています。それを知らずにやった時の写真と知った上でやられた時の写真が全然違うものになるばかりでなく、上にも書いたように式の雰囲気も変わります。
そして一番大切なお二人の気持ち、心掛けまで変わるので、神前式を挙げる意義がより深くなると思うからです。
そしてキキフォトワークスがお伝えする内容は、先ほど書いた岐阜護国神社で実際にリハーサルを担当されているアドバイザーの方から直接教えてもらった内容となります。
おそらく、どこの神社に行かれても詳しくは教えてはもらえないような内容、他のブライダル業者からは知り得ないような内容になると思いますので、ぜひ、打ち合わせの時にはお付き合いください。
式中の所作や動きを細かくお伝えいたします。