
長谷寺でフォトウエディング
奈良で和装のウエディングフォトを中心に撮影してるキキフォトワークスのフォトグラファー夫婦の池田一喜です。

このブログは奈良でのフォトウエディングについて、撮影を担当してる池田一喜本人が紹介しています。

強い希望で長谷寺で撮影
今回は奈良県桜井市にある長谷寺での和装のフォトウエディングの紹介です。
元々は新婦さん、花嫁さんのお母さんが、フォトウエディングで写真を撮るのなら、どうしても長谷寺で撮影してほしいとの強い希望で長谷寺までお伺いしました。
長谷寺は、静寂の中で心を落ち着けたい人や、日本の歴史や自然を堪能したい人に人気の場所で、奈良をはじめとした関西のみならず、日本全国からお参りに来られることで有名な寺院です。

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長谷寺(はせでら)は、奈良県桜井市初瀬にあります。真言宗豊山派の総本山で、日本でも有数の古刹(こさつ)として知られています。正式名称は「豊山(ぶざん)長谷寺」です。
観音信仰の中心地として古くから信仰を集める寺院で、奈良の美しい自然に囲まれて歴史的建築物も多いのが見どころです。本堂や仁王門など、多くの建造物が国の重要文化財に指定されています。
また、長谷寺は「花の御寺」としても有名です。春には桜、初夏には牡丹、秋には紅葉、冬には雪景色が楽しめます。特に牡丹は長谷寺の象徴的な花で、多くの参拝者を楽しませてくれます。

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紅葉は?
今回のフォトウエディングは紅葉のシーズン真っ只中での撮影でした。でも2024年は夏は猛暑、そして秋になっても暑い日が続き、11月に入っても夏日が続くような年でした。
長谷寺は山の少し上の方にあります。なので平地よりも気温が低いので奈良の他の場所に比べて紅葉も早めに始まります。
でも、例年なら紅葉のベストシーズンに当たる11月に行ったのですが、まだ紅葉は少し始まったばかりといった感じでした。

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本堂の御本尊の前で
長谷寺の御本尊は木造の十一面観音菩薩立像で、高さ約10メートルにも及ぶ巨大な仏像です。この観音像は「秘仏」とされ、特定の時期のみ公開されます。
その本堂の中での撮影では、十一面観音菩薩立像の目の前で撮影をするのですが、まるで御本尊に見守られているかのような感じで、撮影が終わってもずっとここに居座っていたい気持ちにさせてくれます。
長谷寺の本堂は、京都の清水寺のような舞台造りが特徴です。木造の高床式建築で舞台からは美しい景色を楽しむことができます。

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長谷寺の階段(登廊)
そして長谷寺と言えば、入山受付すぐの仁王門から始まる長い長い階段ですよね。
長谷寺の階段は単なる移動手段ではなく、参拝の一環として特別な意味を持っています。訪れる際には、四季折々の自然の美しさや歴史的な背景を感じながらゆっくりと登ってみてください。

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この石段は本堂まで続く399段の石段が「登廊」として設けられています。傾斜がやや急な箇所もありますが、休憩できるスペースがいくつかあるため、体力に自信がない方でも、
また花嫁衣装の和装姿の花嫁さんでも、ゆっくり登ることが可能です。
階段は399段もありますが、途中には5つの踊り場がありますので、そこで休憩しながら登るのがポイントです。
また、屋根がついているため、雨の日でも濡れずに本堂へ参拝することが可能です。
そして一気に上まで登るのではなく、とこどころで撮影しながら登りますので、最初の見た目の印象ほど大変な思いはしなくて済むのでご安心ください。
そして、登廊を登ること自体が仏教的な体験となり、心を清める時間となるように設計されていますので、単なる写真撮影ではなく、そのような気持ちを持って登ることで、貴重な体験にもつながります。

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五重塔や奥の院、本坊
また、選ばれたフォトウエディングのプランによっては十分な撮影時間がある場合、本堂前の舞台や登廊以外にも、境内にある五重塔や奥の院、本坊での撮影も可能な日もあります。
長谷寺の行事によっては、それらの場所では撮影できない日もありますので、ご希望の場合、事前にキキフォトワークスまでお問い合わせください。

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着付けやヘアメイク
長谷寺でフォトウエディングをご希望の場合、長谷寺の施設を使っての着付けやヘアメイクは行うことができません。全てのお支度を整えてから長谷寺に向かいます。
着付けやヘアメイクをする場所ですが、長谷寺から車で20分ほどのところにこちらで準備することができます。
また遠方から宿泊をして奈良に来られる場合、できるだけ長谷寺に近い場所のホテルや旅館で泊まられたら、そちらまで伺っての着付け、ヘアメイクを行うこともできます。

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長谷寺へのアクセス方法
電車や車を利用した具体的な方法を以下にまとめました。
電車でのアクセス
最寄り駅
近鉄大阪線「長谷寺駅」が最寄り駅です。駅から長谷寺までは徒歩約15分。駅から寺までは途中に案内標識があり、道に迷う心配はほとんどありません。
主要都市からのアクセス
大阪から
近鉄大阪線を利用(大阪上本町駅または鶴橋駅から直通、約50分)。
京都から
近鉄京都線 → 近鉄橿原線 → 近鉄大阪線(約1時間20分)。
奈良市から
近鉄奈良線 → 近鉄大阪線(約40分)。
名古屋から
近鉄名古屋線 → 近鉄大阪線(特急で約2時間)。
車でのアクセス
高速道路からのアクセス
大阪方面から
西名阪自動車道「天理IC」から約30分。
京都方面から
京奈和自動車道 → 西名阪自動車道「天理IC」から約30分。
名古屋方面から
名阪国道 → 西名阪自動車道「天理IC」から約30分。
駐車場
長谷寺周辺には複数の有料駐車場があります。駐車料金は500円前後。春(牡丹の時期)や秋(紅葉の時期)の観光シーズンは混雑が予想されるため、早めの到着がおすすめです。
バスでのアクセス
桜井駅からのバス
JR桜井線または近鉄大阪線「桜井駅」から奈良交通バスで長谷寺行きに乗車。バス停「長谷寺」で下車後、徒歩約5分。バス所要時間は約15分。
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