熊野本宮大社は快晴の五月晴れ

全国の神社に出張して結婚式のお手伝いをしてるカメラマン夫婦のキキフォトワークスです。

このブログは結婚式の撮影をしたカメラマン、池田一喜本人が書いています。

白無垢で結婚式

今回は和歌山県田辺市本宮町本宮にある熊野本宮大社での結婚式の紹介をしたいと思います。今日の花嫁さんが選ばれた衣装は和装の白無垢です。

実は神社での結婚式、神前式では、特に服装の規定はないんですよ。和装でなくても白無垢でなくても大丈夫なんです。

正装で結婚式

では、どんな服装でなければいけないのかと言えば、神様に対して失礼にならない服装、ということです。私は長い間、結婚式の写真撮影に携わってきました。

その数ある結婚式の中で、神社での神前結婚式を挙げられる時の服装が和装ではなく花嫁さんはウェディングドレス、新郎さんはタキシードって結婚式もありました。

結婚式の服装

また、結婚式用の衣装ではなく、二人ともスーツ姿で結婚式を挙げられた人もいました。神様にお願いをするのだから、お願いをするそれなりの礼を尽くした服装であることが重要なんです。

大斎原(おおゆのはら)

着付け、ヘアメイクが終われば大斎原(おおゆのはら)に向かいました。今日の花嫁さんは昔から熊野本宮大社が好きで何回もお参りに来られていました。なので大斎原の大鳥居を背景に写真を撮りたいとの希望でした。

家族だけで食事会

結婚式が終わったら、すぐに移動して家族だけでの食事会を予定されています。なので、結婚式が終わった後はすぐに着替えて出発しないといけません。

そのため、結婚式のために拝殿の方に上がる前に大斎原の大鳥居を背景での撮影を行いました。ちなみに大斎原は撮影禁止の場所があるので、そこ以外の場所と、猿田社にお参りをされました。

本当は熊野本宮大社に参拝してから猿田社、大斎原の順なのですが、時間の都合で先に大斎原、猿田社に行かれました。

八咫烏ポスト

大斎原からは車で八咫烏ポストの前にある社務所へ向かいます。鳥居前から続く急な階段が熊野本宮大社の見どころですが、白無垢を着てあの階段を登るのは危険なので、車で上がりました。

手水

結婚式の直前には神主さん、巫女さんによる手水をしていただけますが、その前に、階段途中にある手水舎にてご自身でも手水をされました。

いつも参拝に来られた時は、階段を登ってここで手水をされているので、それをやらないで結婚式を挙げるのは、なんだかしっくり来ないんでしょうね。

参進

社務所で巫女さんから結婚式の説明を受けたのち、時間になれば神主さんから案内があります。社務所の前で手水を済ませると、距離は短いですが拝殿まで参進となります。

結婚式の開始

新郎さん、新婦さん、そして参列者の皆さまが着座されると結婚式が始まります。ここから先に関しては長くなるので、次のブログで紹介しますね。

熊野本宮大社へのアクセス

公共交通機関でのアクセス

電車とバス

大阪・天王寺から
JR特急「くろしお」で新宮駅または紀伊勝浦駅へ（約4時間）
新宮駅から熊野本宮大社行きの路線バス（奈良交通または熊野交通）に乗車（約1時間半）

京都・新大阪から
JR特急「くろしお」で紀伊田辺駅へ（約2時間半）
紀伊田辺駅から龍神バス「本宮大社前」行きに乗車（約1時間半〜2時間）

名古屋から
JR特急「南紀」で紀伊勝浦駅へ（約3時間半）
紀伊勝浦駅から路線バス（奈良交通または熊野交通）で熊野本宮大社へ（約2時間）