シニア世代の結婚式は大神神社で
全国の神社に出張して結婚式のお手伝いをしてるカメラマン夫婦のキキフォトワークスです。

このブログは結婚式の撮影をしたカメラマン、池田一喜本人が書いています。

再婚での結婚式
今回の結婚式のブログの新郎さん、新婦さんは、これを書いている私とほぼ同じ世代、シニア世代の二人です。そして初婚ではなく再婚での結婚式を大神神社で華やかに挙げられました。
実は最近、ここ1、2年、シニア世代のウェディングフォトを撮る機会が増えました。私たちが若い頃、ある程度年齢を重ねてから、シニア世代になってから再婚する場合、あまり回りには告げず、ひっそりとする人がほとんどでした。
でも、私たちがシニア世代になった場合、昔とは全然違う感覚なのかもしれません。そうなんですね、私たちはサタデーナイトフィーバーでディスコに目覚め、バブルを謳歌した年代なんです。

学校帰り、仕事帰りには、百貨店のトイレで服を着替えて毎週末のようにディスコに通ったもんです。そのころのディスコの営業終了時間は夜中の0時、ギリギリ終電で帰れる時間です。
ディスコで知り合った人たちと、みんなで手を繋いで、終電に間に合わない!と叫びながら駅に走ったもんです。

シニア世代の結婚式
そんな私たちは、年を重ねても脳内にはその時の勢いが残っています。再婚って、めっちゃめでたい事やねん!シニア世代?年齢?そんなん関係ないやん!そんな感覚は私にはど真ん中のストレートです。
最近のウェディングフォトで一番の高齢だった人は75歳です。私が若かった頃のシニア世代とは考え方が全く違ってる気がします。
年齢とか再婚とか、そんなことは全く気にしないで、幸せオーラ全開、幸せをなんで隠さないとあかんの?な感覚だと思います。

でも、バブルの頃に行われていた結婚式といえば、ホテルや結婚式場でのド派手な演出、お祝い事だからと、とんでもない金額をかけた結婚式が主流でした。でも、ケジメ、儀式といった雰囲気では決してないですね。
確かに楽しかったですが、いってみれば大学の学園祭の延長みたいなイベント事だったと思います。でも、ある程度、人生の経験をつむと、やっぱり再婚の時はきちんとした結婚式を挙げたい、そんな気持ちになるんだと思います。

神社での結婚式
そうなると、ホテルや結婚式場ではなく、神社での結婚式が今の自分たちの年代には一番しっくりくる感じでしょうね。厳かな雰囲気の中で、単なるお遊びみたいなイベントではなく、ちゃんとした儀式としての結婚式です。
そんな中で行われる結婚式は二人だけで挙げてもいいですし、親族、友人を招いての結婚式でもいいですね。今回は二人の新しいスタートをお祝いるるために、遠くは海外からも親しい人たちが駆けつけてくれました。
そして、主役の二人に負けてたまるかといった感じで、自分たちの仲良し夫婦をアピールされていました。
この時の結婚式ではありませんが、ご自身の子供さんやお孫さんを招いて結婚式をされた方もいます。そんな孫や子供たちに囲まれての結婚式、とってもいいですよね。

雨の結婚式
この日の天気は数日前からずっと雨予報でした。でも、その雨予報のおかげで、いつもは多くの参拝者、観光客でごったかえしてる大神神社も人が少なめでとても静かな結婚式となりました。
そして雨のおかげで和傘を持っての記念写真をたくさん撮ることができました。雨の場合に備えて、防水加工がされた番傘をちゃんと用意しています。撮影用のダミーの番傘ではなく本物の番傘です。

シニア世代の再婚の結婚式は最高
結婚式が無事に終われば、参列に駆けつけてくれた皆さんと一緒に写真を撮りあったり、まるで高校生の時のようなノリでみんなでワイワイと楽しんでおられました。
その風景は、私が若い時に知ってたはるか年上の人たちの再婚とは全然違う情景でした。そこで感じたのは、やっぱり年齢とか再婚とか、そんな事は関係なく、結婚ってやっぱり最高!結婚式って最高!って事でした。

ある程度、皆さんとの写真撮影を撮り終えたら二人で境内のいろんな場所でのイメージショットの撮影です。
こういった撮影をするとき、こちらからよく声をかけるリクエストは、手をつないで!それくらい、今の若い人たちは手を繋がないカップルが多いです。
でも、今回はそんな声かけは不要です。写真を撮ってる時はもちろん、撮ってない時でも、何も言わなくてもずっと手を繋いでる二人です。
そうなんです、今のシニア世代は、昔とは違うんですよ、昔とは!見せてもらおうか、今のシニア世代の恋愛というものを!

大神神社について
今回、二人が再婚する時に結婚式を挙げる場所として選ばれたのが大神神社です。奈良県民は親しみを込めて三輪さんと呼ぶことが多いです。
それは奈良県桜井市の三輪の地に鎮座すること、そして三輪山を御神体とすること、そして昔は三輪明神と呼ばれていたことから、三輪さんと呼ばれています。
そして大神神社と書いて、おおみわじんじゃ、と読みます。知らない人は、おおかみじんじゃ、と呼んでしまう人が多いです。
覚えておいてくださいね、大神神社と書いて、おおみわじんじゃ、です。もしくは、みわさん、三輪明神と呼んでも間違いではありません。

大神神社へのアクセス
大神神社(おおみわじんじゃ)は奈良県桜井市にある日本最古の神社の一つで、三輪山を御神体として崇める神社です。アクセス方法について詳しくご案内します。
電車でのアクセス
最寄り駅
JR桜井線「三輪駅」から徒歩約5分。三輪駅から大神神社への案内看板があり、分かりやすいルートです。
大阪方面から
JR大阪環状線で「天王寺駅」まで行き、JR桜井線に乗り換えて「三輪駅」下車(所要時間:約1時間20分)
京都方面から
JR奈良線で「奈良駅」まで行き、JR桜井線に乗り換えて「三輪駅」下車(所要時間:約1時間20分)
車でのアクセス
大阪方面から
西名阪自動車道「天理IC」から国道169号線経由で約30分
京都方面から
京奈和自動車道「郡山南IC」または「奈良IC」から約40分
駐車場
神社周辺に無料駐車場がいくつかあります。一番大きな無料駐車場は大鳥居近辺の駐車場です。ただし、拝殿まで上り坂を大人の足で10分ほど登ります。
七五三やお宮参りだと歩く距離が長いので苦労すると思いますが、地元の人しか知らない駐車場が拝殿近くにあります。キキフォトワークスのお客様には詳細な地図で拝殿に近い駐車場を案内しています。
春や秋の土日祝は混雑することが多いので、早めの到着がおすすめです。正月の初詣の場合、数時間待ちになったり、交通渋滞がひどい場合、通行禁止とされることもあるので公共交通機関を使う方がいいです。
バスでのアクセス
桜井駅から大神神社行きの路線バスも利用可能ですが、運行本数が限られていますし、渋滞に巻き込まれたら全く進まず、歩くほうが早いです。時間にかなりの余裕を持つか、電車を利用する方が確実です。
詳細は大神神社のホームページでご確認ください。
大神神社HP