十二単での枚岡神社の神前結婚式
ブログへの掲載許可をいただいて、実際に結婚式を挙げられたお客様の結婚式当日の様子を紹介します。
大神神社結婚式の写真
神社で行う結婚式、神前式の写真はネット上でも少ないです。そのため少しでも結婚式の参考にと思い、掲載許可のでたお客様の写真を載せています。


結婚式は十二単
今日の二人の衣装は、神前結婚式でよくある紋付羽織袴、白無垢ではありません。そちらの衣装は武家の衣装となります。
今回は武家の衣装ではなく公家の衣装、束帯と十二単での結婚式です。私も結婚式の撮影が長いのですが、束帯と十二単での結婚式の撮影は今回で2回目となります。



結婚式の意味
神社での結婚式となると一般の人にとっては馴染みがない儀式です。でも、その1つ1つには深い意味があります。神社さんからは詳しい説明はないのですが説明がなくても言われる通りにしてれば結婚式は挙げられます。
でも意味もわからず言われた通りにしただけの時と、ちゃんと意味をしった上で行った時とでは全然違ってきます。


本物の十二単
今回の十二単の衣装ですが、本当に12枚重ねて来られました。結婚式で十二単を切られる場合、襟元だけ12枚があって、中はそんなにたくさんの衣装を着込んでないのが普通です。いってみれば見えるところだけ12枚にしたハリボテのような衣装です。
でも、そういう風にしないと12枚も重ねて着るととてもじゃないが自由に動き回ることができません。なので見かけだけの十二単で結婚式をされるのが普通でした。
公開着付け
でも今回は12枚を1枚ずつ重ねてきていきます。そして1枚1枚それぞれ意味があります。今回の着付けは、 一生を重ねていくときにそれぞれの意味を解説しながらの 親族の皆様への公開着付けをされていました。








家族だけの食事会
結婚式を無事に終えたら披露宴です。でも、さすがに十二単での披露宴は難しいです。なので新婦さんはもうすこし軽装な衣装に着替えられました。最初の衣装は何というのか・・・聞き逃しました。
この姿で鏡開きまで行い、その後は赤の色打掛での披露宴となり、今日のおめでたい日も無事にお開きとなりました。





