真冬の往馬大社の神前結婚式
ブログへの掲載許可をいただいて、実際に結婚式を挙げられたお客様の結婚式当日の様子を紹介します。
往馬大社で結婚式ブログ

冬の神社の結婚式
今日は奈良県生駒市に鎮座する往馬大社(生駒神社)での神前挙式の撮影でした。昨日の天気予報では今日は午前中は曇りの予報でした。そして、朝の気温はマイナス、挙式の時間でも3度、そして北西の風が5メートルと体感温度がマイナスになる予報でした。

往馬大社で結婚式
でも、今朝になったら空は快晴の青空です。そして往馬大社は山の東斜面の中腹に位置してるので午前中は太陽の日差しがたっぷりと降り注ぎます。これは思ったほど寒くならないのでは・・・と少し期待しながら神社へと向かいました。

髪型は洋髪
今日の新婦さんが選んだ髪型は洋髪のヘアスタイルです。新郎さんが美容師さんってこともあって、打ち合わせの時に洋髪の方が似合うだろうってことで決定しました。衣装は2点なのですが2点とも洋髪、挙式も洋髪で挙げられます。

拝殿での結婚式
往馬大社の結婚式は長い急な階段を上ったところにある拝殿で行われます。でも、ヘアセットや着付け、メイクなどのお支度する部屋は階段下の平地にある社務所にあります。

社務所は太陽の光がたっぷりと当たり、ぽかぽかと暖かいです。まずはお支度ができあがったら色打掛けで神社境内でのロケーション撮影へと向かいました。

衣装は白無垢と色打掛
日の当たる場所は確かに暖かいのですが、日陰に入ると北西の冷たい風が思った以上に寒く感じられ、10分も日陰にいると手足の感覚がなくなってきます。そろそろ寒さの限界がきたところで暖かい部屋に戻って、挙式準備のため白無垢に着替えます。

鳥居から手水舎へ
白無垢への着替えが終われば、ふたたび二人でのロケーション撮影を行いながら、鳥居をくぐり手水を済ませ、往馬大社名物の長い急な階段を上って拝殿へと向かいます。鳥居をくぐり手水舎に向かう二人は、心に何の迷いも躊躇もない真っ直ぐな気持ちで歩いてるようでした。

結婚式は白無垢で
白無垢を着たとたん、新婦さんの表情が引き締まって見えました。神社での結婚式は、パーティーや宴会ではなく儀式です。その分、キリッと気持ちが引き締まるんでしょうね。

結婚式の参列者
階段を登りきると、先に上に上がっておられた親族や友人など参列される皆様のお出迎えがありました。花嫁さんの白無垢姿を見たみなさんは自然と笑顔が溢れ、わー!綺麗!似合ってる!といった感想があちこちから聞こえてきます。


結婚式の開始
そして神前式が始まりました。往馬大社の拝殿は室内ではなく昔ながらの吹きさらしの拝殿です。北風が容赦なく吹き抜ける中での挙式ですが、式は厳粛に行われていきます。その間、みなさんは真剣な表情で神事に参加されていました。








気が引き締まる結婚式
挙式時間は約40分。無事に挙式を済まされたみなさんを集合写真のために外へ案内するのですが、式中に足が冷えきってしまい思うように靴が履けません。撮影をしてた私の足も、まるで氷の上を素足で歩いてたかのように感覚が無くなっていました。

親族集合写真
集合写真を撮っている時、何人かの人が寒さで小刻みに震えてるのに気がつきました。なので、ここは急遽、予定を変更し、まずは急いで暖かい控え室へと戻っていただきました。そこで体を温めながら、食事会への時間いっぱいまで撮影を続けていました。

雪の降る中での真冬の撮影は何回も経験ありますが、おそらく体感温度は今日の撮影が一番低かったと思います。でも、新郎さんのの感想は、どんなことがあっても絶対に忘れられない日になりました!との事。これから少しずつ暖かくなって春を迎えるような二人の結婚式でした。




全カットのデータつき
基本の料金プランで全カットのデータが付いています。撮影枚数もポーズ数もお渡しするデータ枚数にも枚数制限などはありません。データは高額で別料金なんて事はないので後の支払いを心配すること無く、沢山のカットを撮影する事ができます。