春日大社での結婚式ブログ・4

世界遺産の春日大社の神前結婚式

春日大社の結婚式の花嫁
春日大社の結婚式の花嫁

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ブログ:世界遺産の春日大社の神前結婚式

 
ブログへの掲載許可をいただいて、実際に結婚式を挙げられたお客様の結婚式当日の様子を紹介します。
 

秋の3連休、天気予報では台風18号が日本列島を縦断するとの予報でした。でも、結婚式を挙げるご本人からの申し出がない限り、神社での結婚式が中止や延期になる事はありません。
 

結婚式は予定通り

 
ここは、 どんな状況になってもきちんと結婚式をサポートする、そのことだけを意識してました。 すると不思議なことに、天気予報に反して雨も風もなく問題なく結婚式ができました。
 
ただし、 3連休は春日大社は結婚式が混み合っています。1組の式が終わればすぐに次の組の結婚式が始まる、そんな状態が丸一日続いています。
 

春日大社は混雑

 
そのため、狭い春日大社の境内ではゆっくり写真を撮ることができません。そのため式の前に春日大社すぐ横の奈良公園でロケーションでのスナップ撮影を考えました。
 
スナップ写真を撮り終えると春日大社の貴賓殿へと向かいます。ここで巫女さんから二人と親族の皆さんへ結婚式の流れの説明があります。
 
その説明の後、新郎さんを中心に玉串奉天の後の二礼二拍手一礼の参拝の練習をされていました。挙式本番では、練習の成果が出て一種乱れぬ二拍手に、警備員さんも、こんなに綺麗に揃った二拍手は聞いたことがないと驚いておられました。
 
挙式の時間になると貴賓殿から本殿まで参進します。貴賓殿から出てこられた皆さんは、まずは空を見上げます。
 
そして出てくる歓声の声は『雨降ってない!風も強くない!』貴賓殿から本殿までは7、8分くらい、屋根の無い屋外を歩きます。
 
ここを歩くときに暴風雨だったら、写真を撮る事よりも、みなさんを無事に本殿まで送り届けるサポートをするつもりで、たくさんの傘や荷物を預かるカバンを持ってきたのですが、全く出番がなくてホッとしました。
 

食事会へ

 
無事に結婚式を終えると、親族の皆さんとの食事会のために移動となります。今日の食事会の会場は、春日大社のすぐ近く、世界遺産にも登録されている春日の原生林の中にある月日亭です。

春日大社の結婚式の花嫁
春日大社の結婚式の花嫁

神前式について

 
神前式や仏前式は、先祖への感謝も込められた日本ならではの結婚式です。

 
多くの神社では神前式のリハーサルはございません。神前式の意味を知ることで一番大切なお二人の気持ちや心掛けまで変わるのですが、プロデュース会社もプランナーさんも式の意味を詳しく知る人はほとんどいません。
 
それでも結婚式はできますが、儀式の意味を知っているのと知らないのとでは、大切な結婚式の写真、式中の雰囲気、空気感までも違って来ます。
 
そこでキキフォトワークスでは、和装での姿勢、神前式の意味や作法をわかりやすく丁寧に、実演を交えてお伝えしています。

 
神社での和装結婚式の写真
 

春日大社について

 
春日大社の場合、指定業者以外の外部業者持ち込みは可能です。ただし持ち込みに関する事情は社会情勢や神社さんの都合によって変わることもあります。念のため最新の状況は春日大社へ直接ご確認ください。

 
 

春日大社・電車とバスでのアクセス

JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」より奈良交通バス(春日大社本殿行)11~15分「春日大社本殿」下車すぐ。
奈良交通バス(市内循環外回り)約9~13分「春日大社表参道」下車、徒歩10分。
 
お車の場合(無料駐車場あり)
名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由60分
京奈和自動車道「木津IC」から南へ約7km
第2阪奈有料道路「宝来IC」から東へ約8km
西名阪自動車道「天理IC」からR169経由北へ約10km

 
〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160
電話: 0742-22-7788
開業: 西暦768年
神体: 御蓋山(神体山)
創建: 神護景雲2年(768年)
主祭神: 春日神